2017/11/17

認知症セミナー(静岡)

認知症セミナー(静岡) 20171210日(日)

薬物療法を最小限にした認知症治療への取り組み
―コウノメソッドとの出会いとこれから―

認知症の早期発見、治療の重要性
―特にBPSD(行動・心理症状)への対応について―




日時:20171210日(日)午前10時~午後12時(開場 午前930分)
場所 CSA貸会議室 5-
(静岡県静岡市葵区御幸町11-8 レイアップ御幸町ビル5階)
JR「静岡駅」より徒歩3
・静岡鉄道「新静岡駅」より徒歩5



2017/08/18

認知症医療は情報戦争

「認知症医療は情報戦争」そう考えておいて間違いないと思う。

太平洋戦争の過酷な時代を生き延び、
老後という人生の最終章で
また新たな戦争に
遭遇している人たちがいる・・・

それは、認知症という
製薬会社と厚労省が創り出した
超高齢化社会が直面している
新たな戦争・・・

ある意味、認知症医療は情報戦争。
適切な情報を掴んだ者だけが
まともな治療に辿り着くことができる。
それは患者のみならず、医師もである。

 だからこそ、こういうセミナーを通じて真に役立つ情報を得て認知症の人を守るしかありません。認知症治せる」と思ってあきらめないことが大切です。




2017/05/30

科学的介護とは

介護報酬を議論する社会保障審議会・介護給付費分科会が26日に会合を開き、次の2018年度の改定に向けた議論を開始した。(社保審・介護給付費分科会 426)

気になったところを記事より一部を抜粋転記
エビデンスに基づく効果的な自立支援を重視する「科学的介護」を推進したり、見守りセンサーやICT、ロボットを活かした効率化を促したりすることも含まれている。

○ デイサービスとデイケアの役割分担・機能強化
○ 小規模多機能や定期巡回・随時対応サービスなどの提供量の増加、機能強化、効率化に向けた人員基準・利用定員のあり方
○ 特養の医療ニーズや看取りへの対応力をさらに強化する仕組み
○ 入院・退院時のケアマネジャーと医療機関の連携の強化
○ 新たな「介護医療院」の報酬・基準のあり方


 
「生活援助は家事の代行ではない」
「自立だけが介護の成果だと括られてしまうと、なんとか状態を維持している認知症の人にとって非常に厳しい」と指摘されてはいますが、これは運の良いケースでしょう。つまり、投与された薬剤が適切であるため、自助力あるいは周囲の介護力に支えられて暮らせるのです。

ところが、認知症は加齢に伴い徐々に進行し、根本的な治療法はありません。だからと言って、何もせずに放置しておいては本人のためにならないばかりでなく、周囲に多大な介護負担を強いるだけとなってしまいます。

我が国の平均寿命が延びた反面、健康寿命との差が開き、介護保険法の施設分類に関係なく、医療的介入の必要性が高まっているようです。比較的要介護レベルの低い有料老人ホームであれ、要介護度が3以上の特養であれ、医療的介入の必要度には差がないです。

そこで、新オレンジプランにあるように、「認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」が必要となります。これが上述の「科学的介護」につながるのです。必ずしも、ICTだの、ロボットだのといったデバイスだけを指すものではありません。

それにも関わらず、旧態依然として「生活援助は家事の代行」という程度にしか捉えていないようでは、介護サービス事業は破綻の道を進むだけでしょう。

最近、認知症の治療から少し離れて、分子イメージング、糖質制限などの栄養のこと、純然たる脳細胞レベルでの研究から得られた知見を調べているのですが、「○○が□□に関係する」とか、「○○の解明に期待される」といった文言で結ばれる報告が多く、決定打となるような情報はなきに等しいことに改めて気付かされます。


2017/04/23

コウノメソッドで認知症診療

初版発行から約4年を経て第2版が発行されました。
この間、認知症医療に関する大きな話題と言えば、抗認知症薬の適量処方が認められたこと。これ
で、認知症患者への処方がしやすくなったのかもしれませんが、旧態依然として患者・家族に適切な治療がなされているとは言い難いのが実情のようです。

プライマリケア医・かかりつけ医こそ、適切な治療方法を知り、もっと認知症に深く関わり合って欲しいと思うのです。そのためには、コウノメソッドで認知症の治療方法を学ぶのが最適です。その入門書が本書です。

コウノメソッドで認知症診療を学ぶにあたっては、これこれまでに蓄積した医学知識は一旦横に置き、大学受験時代のように純粋な気持ちで即戦略を修得する方法が良いのではないかと思います。

何故、大学受験に例えるのか。医師であれば誰もが同じ経験していることなので例えやすいからです。
第一に、志望大学医学部に合格したいという強い動機。これは、患者を治したいという熱意、或いは認知症診療にも否応なしに対応せざるを得ないという社会的要請に応えることに相当。
第二に、医者になって人を助けたいという純粋な動機。これは、EBM至上主義、製薬会社御用達学者の教育に影響される前の、何も知らない頃の純粋な姿勢に相当。

これらの基本姿勢があれば、本書をベースにした認知症の理解と治療は決して難しいことではないだろうと思うのです。



2017/03/12

認知症の実践的学び方

前々から書きためていたPowerPointによる図表をベースに、「認知症セミナー」資料としてまとめてみた。通常、PowerPointスライドとしてスクリーンに映し出して口述説明する場合、そのポイントを箇条書きしてインパクトのあるスライドにまとめるらしい。

そういう原則は無視して、配布資料としてあとで読み返して使えることを第一に考えて、画面(紙面)いっぱいにゴチャゴチャと書いてみた。結構いい勉強になった。