2017/04/23

コウノメソッドで認知症診療

初版発行から約4年を経て第2版が発行されました。
この間、認知症医療に関する大きな話題と言えば、抗認知症薬の適量処方が認められたこと。これ
で、認知症患者への処方がしやすくなったのかもしれませんが、旧態依然として患者・家族に適切な治療がなされているとは言い難いのが実情のようです。

プライマリケア医・かかりつけ医こそ、適切な治療方法を知り、もっと認知症に深く関わり合って欲しいと思うのです。そのためには、コウノメソッドで認知症の治療方法を学ぶのが最適です。その入門書が本書です。

コウノメソッドで認知症診療を学ぶにあたっては、これこれまでに蓄積した医学知識は一旦横に置き、大学受験時代のように純粋な気持ちで即戦略を修得する方法が良いのではないかと思います。

何故、大学受験に例えるのか。医師であれば誰もが同じ経験していることなので例えやすいからです。
第一に、志望大学医学部に合格したいという強い動機。これは、患者を治したいという熱意、或いは認知症診療にも否応なしに対応せざるを得ないという社会的要請に応えることに相当。
第二に、医者になって人を助けたいという純粋な動機。これは、EBM至上主義、製薬会社御用達学者の教育に影響される前の、何も知らない頃の純粋な姿勢に相当。

これらの基本姿勢があれば、本書をベースにした認知症の理解と治療は決して難しいことではないだろうと思うのです。



2017/03/12

認知症の実践的学び方

前々から書きためていたPowerPointによる図表をベースに、「認知症セミナー」資料としてまとめてみた。通常、PowerPointスライドとしてスクリーンに映し出して口述説明する場合、そのポイントを箇条書きしてインパクトのあるスライドにまとめるらしい。

そういう原則は無視して、配布資料としてあとで読み返して使えることを第一に考えて、画面(紙面)いっぱいにゴチャゴチャと書いてみた。結構いい勉強になった。